2018年12月マドリード(+少しだけ香港ディズニーランド)6日間の旅⑪ マドリード三日目 予定を決めずに街をぶらぶら

今日も朝食をたっぷり

マドリードも三日目になりました。翌日は朝早くにホテルをチェックアウトして帰るだけなので、観光が出来るのはこの日が最終です。

前夜も前々夜と同じく、時差ボケのため超早寝早起きをしてしまったから、長い夜でした。早く朝ごはんを食べに行きたかったのに、土曜日だったために、レストランオープンは前日よりも30分遅い7:30でした。待ちかねてじりじりしちゃったわね。

7:30、レストランオープンと同時に駆け込みました。前日同様、朝食メニューは充実のラインナップです。目移りするわ、どれを食べようかしら?なんて、考えなくてもいいの、全部食べるのよ!

前日、一回食べときゃもういいなと思ったはずのスペイン名物激甘ドロドロココア浸しチュロスも、また食べてしまいました。それも昨日よりも極太バージョンです。他にも前々日ティータイムで結局食べなかったマッシュポテトのせグリルズッキーニにも挑戦してみました。まぁまぁ想像通りのあまり好きではない味でした。

右のお皿にはチーズケーキと極太バージョンチュロス。左のお皿上側にあるのがマッシュポテトのせズッキーニのグリル。ズッキーニはあまり好きでないのに食べてみたら、やっぱり好きでなかったわ。

チーズケーキが美味し過ぎて、お替りしました。チョコムースやらプリンやら何やらスイーツ美味し過ぎてもう大変です。お祭り騒ぎですね。気休めにデトックスと表示してあった小瓶入りジュースを飲んでみました。こんなに食べ散らかして、デトックスも何もあったもんじゃないわね。

チーズケーキが美味しかったからお替りしてプリンとチョコムースも追加!左にある小瓶のデトックスジュースの効果がとてもあるとは思えないわね。

コーヒーもお替りしてゆっくり味わいました。こんなに美味しくて充実した朝食は久しぶりです。本当に幸せです。

予定を決めずに出かけてみよう。

まずは王宮へ行ってみよう

プラド美術館とソフィア王妃芸術センターでの芸術鑑賞もトレド観光も全て予定通りに終えたので、最終日である今日は予定を決めずにぶらりと街を歩いてみることしました。

9:40頃にホテルを出発しました。穏やかなよいお天気です。前日の夜、トレド観光の帰りに見た王宮と大聖堂が美しかったので、まず行ってみることにしました。まずホテル前の道を西に直進しマヨール広場を通り越し、マヨール通りを西にまっすぐに行けば大聖堂につきます。大聖堂を通り越して、まずは王宮見学に行きましょう。

途中、おじさんの銅像がありました。マドリードの街なかにはこういう大道芸人があちこちにいて、お金を缶などに入れると動き出したりしますが、朝早めの人も少ない時間帯だったし、お金を入れる缶みたいなものもなかったから、本当の銅像だったのかしら?謎です。

大道芸人?それとも本物の銅像?

王宮のオープン時間の直後10:00過ぎくらいに到着したつもりでしたが、王宮のチケット売り場にはかなりの行列が出来ていました。私も最後尾についてみましたが、全然列が進んでいる気配がありません。行列の人々にスマホの自撮り棒を売り歩いている人が何人もいました。最近日本で自撮り棒を使っている人はあまり見かけませんが、こちらでは普通に使っている人が多いみたいでした。

王宮のチケット売り場は大行列。土曜日だからかな。

少し並んでみましたが、まだかなり時間がかかりそうなので、今回王宮入場は諦めました。また、いつかマドリードに来た時に朝もっと早くに並ぶことにしましょう。

王宮はとても美しい建物でした。また今度来た時に入ることにします。

柵の間から全景を撮影。

オリエンテ広場

王宮外観などの写真を撮ってから、王宮向い側にあるオリエンテ広場に行ってみました。ここには、プラド美術館で見たベラスケスの描いたフェリペ四世の騎馬肖像画を参考に作られたというフェリペ四世騎馬像があります。ベラスケスの絵と同じように、馬が後ろ脚だけで立っている姿で作られています。バランス的にこのスタイルで銅像を作ることはとても難しかったそうですが、ガリレオが科学的?物理的?監修をして完成したと言われているそうです。

フェリペ四世騎馬像。ベラスケスの描いた肖像画を元に作られました。本当に後ろ足だけで立っていますね。すごいね。

アルムデナ大聖堂

王宮の隣にあるアルムデナ大聖堂に行ってみることにしました。なんとなく入場料がいるんだろうなと思って入ってみると、どうやら入場は無料のようでした(博物館のみ有料)。しかし入口に1ユーロのご寄付をと書いてありましたから、喜んで寄付しました。

大聖堂全景、北側から撮影。

大聖堂入り口

中はとても明るくて壁面の絵画や天井の色合いなどが意外にも現代的。ステンドグラスの窓がとても美しい。

明るく美しい大聖堂内部。絵画は現代的ですね。

正面に祭壇がありました。階段を上って、間近でイエス様を抱いたマリア様を見られるようになっています。信者ではありませんが、上がらせていただいて、十字の切り方もわかりませんから、日本式の合掌でお参りさせてもらいました。そんな不作法も心の広い神様はきっと受け入れて下さったと思っています。とてもきれいな神様でした。

階段を上るとイエス様を抱いたマリア像を間近で見られます。

マリア像の後ろにはキリストの生涯が描かれているようですね。

上の上の写真にも写っていますが、祭壇に上がる階段の両側(この写真では右側にのみ写っています)にランプ式のろうそくがありました。0.2ユーロを投入すると、ろうそくのランプがひとつ灯るようになっています。ここに来させていただいてありがとうございます、と、もしよろしければ私の家族の健康を見守ってくださいという気持ちで、2回分のランプを灯させていただきました。なんとクレジットカードでお布施が出来る機械もありました。すすんでるわね。後で調べたところによると1993年に完成した新しい大聖堂なのですね。新しいだけあって明るくきれいな心安らぐ教会でした。いつの日かまた訪れてみたいです。

サンミゲル市場でサングリアに挑戦!

次はどこへ行きましょう。とりあえず、繁華街方面へ、マヨール通りを戻ってみました。途中、サンミゲル市場がありました。ここは市場とは名ばかりで、グルメフードコートと言いましょうか、たくさん並んでいるお店で好きな料理やお酒を買って、中央のテーブル席で自由に食べる形式となっています。私はアルコールにかなり弱いのですが、ここはひとつ、サングリアなどに挑戦してみましょう。

サンミゲル市場外観。ガラス張りでおしゃれです。

ぐるりと一周してみますと、チーズ屋さん、生ハム屋さん、ステーキ屋さん、シーフード屋さん、パエリヤ屋さん、お寿司屋さんまで、さまざまなお料理のお店が並んでいます。でも、ほんの小さな一皿が10ユーロ(約1,300円)くらいしていて、思った以上にお高めです。私は、ミックスシーフードフライ(イカ・小イワシ・白身魚・小タコ)とサングリアを買いました。ミックスシーフードフライはなんと18ユーロ(約2,300円)!!!高い!!!サングリアはたっぷり並々のグラスに入れてもらって3ユーロ(約340円)とは、お安い。

シーフードミックスフライとサングリア。フライの18ユーロが高すぎて、まさに清水の舞台から飛び降りるかの心境で購入。美味しかったからOKです。

モッツアレラチーズのお店かな。

スイーツ屋さん?

ここはステーキ屋さんでした。

ナッツなどのドライフルーツ屋さんみたい。

パエリア屋さん。食べてみたかったけど、シーフードミックスフライでおなかいっぱいで断念。

生魚の調理をしてくれるお店みたいですね。

中央のテーブル席はとても混雑していました。

このときまだ11:00過ぎくらいでしたが、中央の座席エリアはほぼ満席でした。建物の規模からして座席が明らかに少なすぎですね。でもこちらの人はバルで立ち飲みとかがふつうだからこれでいいのかな。

シーフードフライは揚げたてアツアツのサクサクで塩味もちょうどよく美味しかったです。量は、一人で食べるには多めでしたが、2,300円の価値としてはどうでしょうか?サングリアはまるでジュースみたいに甘くて美味しくてぺろっと飲めそうでしたが、アルコールに弱い私がどこかでひっくり返りでもしたら大ごとなので、半分でやめておきました。でも、下戸の私が一瞬でも顔が赤くなったりもしなかったことから、これは相当ジュースなどを混ぜてアルコール度数を下げてあったか?それともフルーツとともに煮込んだりしてアルコールが飛んじゃったとか??えっ、えっ、これもしかしてサングリアという名のジュースだったの???などなど勝手にいろいろ想像してみました。なにせアルコール飲料についての知識はゼロなので全くわかりません。とにかく、フライもサングリアも美味しくて、スペインバル気分を味わえて楽しかったです。満足、満足。

私が席に座ってミックスフライをつついていると、日本人の学生さんらしい可愛い女の子三人組が買った料理を手に席をさがしていました。私が少し詰めれば三人さんが座れそうだったので、「こちらにどうぞ。」と呼んであげたら、にこやかにありがとうございますと言って座ってくれました。楽しい海外旅行の雰囲気を日本人のおばさんがぶち壊してはいけないので、話しかけないようにガマンしましたよ、そこは配慮しましたとも。ただ、次、私、パエリア買ってくるねとか次々にお料理を追加しているのを見ると、若いうちにグループでこういうところに来るのっていいなと思いました。年取ったらそんなにいろいろ食べられないもんね。おばちゃん、おまけに一人だから一品しか食べられなかったよ、残念。

何かわからないお菓子を買ってみる(VicensのTurron)

サンミゲル市場を出てから、ソル広場に向かって歩いていると、店先で食べて食べて!とじゃんじゃんお菓子の試食に差し出してくれるお店がありました。私も食べてみましたが、見た目はヌガーのような歯にくっつくようなねちゃっとしたものかと思えましたが、食べてみると、なんと言いましょうか、砂糖ときな粉に何か液体を入れて捏ねたような甘いもの???みたいな感じのものでした。しっとり柔らかくて食感はそうですね、日本にあるもので例えたら、イモようかんがいちばん近いかしら?味は甘すぎず、まぁ悪くないです。

店内あちこちに試食エリアがあります。

店内の様子。さまざまな種類とサイズがところ狭しと並んでいます。

何で出来てるの?と尋ねたら、「砂糖とアーモンドです」というお答え。きな粉でなくて、アーモンドね、豆つながりで近いけどハズレでした。値段は小さいもので2ユーロくらい、大きいものは7ユーロくらいからでした。真空パックになっているけれど、生っぽかったし、賞味期限を聞きたかったのだけど、グーグル翻訳のスペイン語にしてみても全然通じずで、私の渾身の力を振り絞った英語でなんとか1か月ですというお答えをもらいましたが、本当に通じてこれが正しい答えであるのかは不明です。若くてかわいいお兄さん・お姉さんがとても愛想よく接客してくれて感じのよいお店でした。

家族へのお土産用に2.25ユーロのものを二本買いました。自宅でみんなで食べてみましたが、まぁまぁ美味しかったです。でも、たぶん一口ずつくらいでちょうどいいので、小さいバージョンで十分でしょうね。

小さめの板チョコくらいのサイズで1個2.25ユーロでした。

切ってみるとこんな感じ。しっとり柔らかな食感は、芋ようかんに似ているかな。

あとで調べたところスペイン名物お菓子「Turron」の老舗専門店のVicensというお店でした。私は柔らかいタイプを買いましたが、硬いハードタイプのTurronもあるらしいですよ。すごくたくさん種類があったので、いろいろ試食して店員さんとも相談して決めるといいですね。

ソル周辺の繁華街をぐるぐる歩き

エル・コルテ・イングレスは超場違い

ソル周辺の繁華街を歩いてみることにしました。ここにはスペインの有名デパート・エル・コルテ・イングレスに行ってみました。このデパート前の道は土曜日ということもあり、お買い物客でぎっしりでした。なんとなくカジュアルなお店かと思って軽い気持ちで入ってしまいましたが、なかなかの高級デパートっぽくて、しまむらとユニクロくらいしか行かない私には、超絶場違いなところでしたので、すぐに退散しました。

イル・コンテ・イングレス前。お買い物客で大混雑でした。

偽ミッキーとミニーがいっぱい

ソル広場の辺りはとても賑わっていました。ミッキー・ミニーやその他いろいろなキャラクターのインチキな着ぐるみを来た人がいっぱいいて、こちらの人はこういうパチモノにあまり抵抗がないようで、喜んで写真撮影をしていました。たぶんチップを取られるのでしょうね。いやな感じ。さらに恐ろしいことに、この着ぐるみの偽ミニーが、歩きながら私の目の前で突然、頭をスポンとはずして休憩を始めたのを見てしまいました。中の人は結構年配の女性で、ぎょっとしましたね。夢も何もありゃしないわね。いやな感じでした。

愛想振りまくぱちミッキー。

偽物キャラが勢揃い!

カジュアルなお店もたくさん

ソル広場から南に向かうCalle de carretasという通りには、カジュアルなお店がたくさん並んでいました。日本でもよく見かけるZARAは確かスペイン発祥ですよね。ここにも2階建ての大きな店舗がありました。私は全く詳しくないのですが日本での価格帯より若干安いように思えました。ユニクロくらいの感じがしましたが、日本でもそんな感じかな、どうかな?

ZARAの隣の服屋さんが、これがまたとても安くて10ユーロ以下、中には5ユーロくらいでざくざく売っていましたが、品質はそれなりって感じだったかな。

そして一度行ってみたいと思っていたデンマーク発祥の安価な雑貨屋さんフライングタイガーコペンハーゲンを偶然この通りで見つけたので喜んで入ってみました。数年前、大阪かどこかに出来て大行列しているニュースを見て、そのあと名古屋にも出来たと聞き、いつか行ってみたいなと思っていつつ結局まだ行っていなかったお店です。

ずっと行ってみたいと思っていたフライングタイガー・コペンハーゲンにやっと来られた!

うきうきと入ってみましたが、1~5ユーロくらいと価格はお安いものの、ダイソーやセリアなどの100円ショップの高品質・低価格の商品を見慣れている日本人からしたら、値段も100円以上だし、品質もイマイチそう?に見えて、欲しいものないなって感じでした。若い人たちからしたら、おしゃれで可愛いと思うのかもしれませんが、おばちゃんには買いたい物はなかったです。

スーパーマーケットで少しお買い物

そのままこの通りを南に歩いて、アトーチャ通りに出てホテル近くのスーパーに寄りました。家族からは荷物になるからお土産はいらないと言われていたけど、少しだけ何かを買おうかなと。海外のスーパーを歩くのは楽しくて大好きです。

こちらのスーパーは日本のように買い物カゴをカートに乗せるのではなく、買い物カゴ自体に曳けるような車(コロ)が付いていて、買い物カゴ上部に長い取っ手がついていてそれを引っ張るようになっていました。面白い!

こちらのお買い物カゴには、コロが付いていてそのまま引けるようになっていました。

こういうのを生ハムの原木と言うそうですよ。

お肉屋さん

果物売り場

肉屋さんには生ハムの親玉みたいな豚のもも肉(原木っていうんだって)が一本なり吊るしてあったりして、心躍る光景でした。日本みたいに氷を敷き詰めた上に生魚を並べてあったりして、親しみを感じるわ。アメリカのスーパーでは生魚とかあまり見かけなかったように思います。

チョコレートが中に入ったウエハースのお菓子となんとなくいかにもスペイン風の缶詰を3個買いました。家族へのお土産は以上です。どちらもなかなか美味しかったです。スーパーの食材はどれも安くて美味しくてお買い得ですね。

スペインらしい缶詰1個1ユーロくらい。右・チョコウエハースのお菓子。個包装6個入り2ユーロくらい。

ホテルに戻って休憩、ティータイム

いろいろ歩き回って楽しかったです。15:00頃ホテルに戻って少し休憩しがてら、翌日の帰国に備えて荷物の整理をしました。

17:00を待ちかねて、ティータイムのバーでコーヒーとタパスをいただきました。土曜日だからか、席は結構混雑していましたが、なんとか座れました。カフェ コン レチェ ポルファボール(カフェラテをください。合ってる?)と最終日に初めてスペイン語で言えました。英語もままなりませんが、マドリード滞在でスペインは大好きな国になってしまったので、これからは少しでもスペイン語を覚えたいものです。

美味しそうなタパスが並んでいます。

バゲットサンドなどを三品をいただきました。美味しかったわ。

やはり、タパス三品とカフェラテでお腹がいっぱいで、晩ごはんはこれでOKです。コーヒーだけもう一杯いただいて、ソル広場のクリスマスツリーのライトアップを見に行くことにしました。

ソル広場のクリスマスツリー

ソル広場への道は、何回も歩いたのでもはや迷いようもありません。と言いますか、今回このマドリードの旅で、私が一度たりとも道に迷わなかったのは奇跡です。荷物を持ちたくないので地図さえも持たず(いざとなればスマホのグーグルマップがありますし)、適当に歩いても目的地にうまく行けるとは、なんとも歩きやすい街ですね、マドリードは。

18:00少し前にクリスマスツリー前に着きました。たくさんの人がつめかけています。あちこちに警察官の姿も目に付き、なんとなく安心感がありますね。

18:00ちょうどに、クリスマスツリーに光が灯りました。ウォーという歓声とともに拍手が響き渡りました。いつもはあまり賑やかな場所が好きでなく、日本でさえもホリデーシーズンのライトアップなどというこじゃれたものを見に行ったことは一度もありませんが、異国の地で異国の人々と感動を分かち合うのもたまにはいいもんですね。

18:00ちょうどにクリスマスツリーが点灯されました。

大きなツリーは中に入れるようになっています。

大きくてきれいなクリスマスツリーでした。こんなに遠くまで来られて、夢だったプラド美術館でラス・メニーナスを見られて、こんなに美しいツリーまで見られて、本当に幸せです。

あまりのたくさんの人々で息苦しいほどだったので、ホテルに戻ることにしました。12月半ばというのに、それほど寒さも感じず、よい気候でした。賑やかな広場の喧騒を背にホテルに戻りました。

荷物を整理して、シャワーを浴びて、早めに寝ました。最後の最後まで、時差ボケは解消できませんでした。

次のページはいよいよ帰国です。帰りのフライトではまさかのラッキーでした。この旅行記の目次はこちらです。

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